ストリートチルドレンZEROキャンペーン

現在の支援総額382,000目標金額:250万円

達成率15%

支援者数31残り日数募集終了日:5月31日

支援総額・支援人数は随時更新いたします
(4/26時点)

クラウドファンディング概要

フィリピンには、路上で暮らす子どもたち『ストリートチルドレン』が少なくとも約37万人いる、と言われています。認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)は、一般社団法人アジア宗教者平和会議東京(ACRP東京)とともに、SDGsの最終年・2030年までにストリートチルドレンをZEROにするためのキャンペーンに取り組んでいます。路上で暮らす子どもたちが、安心できる環境で暮らし、教育を受け、健全に育つことのできる未来のために、あなたのお力をお貸しください。
【ご寄付は、税制上の優遇措置の対象となります】

フィリピンの路上で暮らす
子どもの数は37万人以上

フィリピンの都市部には、路上で物乞いや寝泊まりしたり、裸足で駆け回る子どもたちの姿があります。このような子どもたちは、“ストリートチルドレン”と呼ばれ、フィリピンには少なくとも37万人の子どもたちが路上での生活を余儀なくされています。まずは、このような子どもたちの姿を動画でぜひご覧ください。
https://youtu.be/LkttvG_N5cg?si=2Ykkw1MpH81BEFfT
子どもたちの多くは、満足に食事をとることもできず、学校に行くこともできません。家族と共に路上で寝泊まりしていたり、夜は家族とスラムの部屋に戻る子どももいますが、中には親の虐待から逃げ出して路上で生活する子どももいます。身体的・性的搾取を受ける子どもや、罪を犯して少年鑑別所に収容される子どももいます。まさに、子ども時代を奪われ、社会の片隅に追いやられているといえます。

2030年までにストリートチルドレンをZEROに

フィリピンで、路上で暮らす若者たちの自立を支援してきたACC21と、貧しい女性や子どもたちの人身売買の阻止活動に取り組んできたACRP東京は、「2030年までにフィリピンストリートチルドレンをZEROにする」という共通の目的のために立ち上がりました。

実績

2023年度には本キャンペーンのための初めてのクラウドファンディングに挑戦し、225万6,000円のご寄付をいただきました。いただいたご寄付は、下記の活動に配分し、フィリピンのストリートチルドレンのために活用いたしました。

  • ACC21が実施する「Project Bamboo:フィリピンの路上で暮らす若者の自立支援プロジェクト」
  • アイキャンが実施する「フィリピンの路上の子どもの予防と早期介入のための基盤構築事業」
  • キャンペーン推進のための事業管理費

2030 年は、「持続可能な開発目標」(SDGs)の達成期限です。私たちはこのキャンペーンを通じて、SDGsの基本理念 「誰一人取り残さない」をフィリピンで実行し、 “ストリートチルドレン”がZEROになるよう、最善を尽くします。

私たちの思い

今、フィリピンの子どもたちに支援の手を

今、世界では、イスラエルとパレスチナ・ガザの戦闘行為やロシアのウクライナ侵攻などで、多くの人々の生活が破壊され、私たちは緊急に対処すべき課題に直面しています。しかし、幼い頃から『安心できる環境で暮らし、教育を受け、健全に育つ』というあたりまえの権利を奪われている路上の子どもたちの状況もまた、見過ごせない課題です。
いまこそ、同じアジアに暮らす“隣人”として、同じ時代に生きる国際社会の一員として、フィリピンのストリートチルドレンにも温かい支援を届けたい、それが私たちの思いです。

キャンペーンで取り組むこと

「フィリピンの“ストリートチルドレンZERO”キャンペーン」では、主に次のことに取り組みます。

  • 1
    現場におけるストリートチルドレン支援
  • 2
    フィリピンのNGOや政府・自治体とのネットワークづくり・連携
  • 3
    日本国内での啓発活動や、市民・政府・NGO・民間企業との協力関係づくり

ご支援の使い道

いただいたご寄付は、次のように大切に活用させていただきます。

  • 現地のストリートチルドレン支援活動への助成
    (申請書に基づき2-3事業を決定、総額125万円)
  • 路上で暮らす若者の自立支援
    (ACC21と現地パートナー団体による協働事業、75万円)
  • キャンペーン推進のための事業管理費
    (50万円)

最終的な配分金額は、達成した金額を受けて、ACC21とACRP東京が協議し、決定します。

現地のストリートチルドレン支援活動への助成

2024年度は初めての取り組みとして、フィリピンで活動する現地の中小規模の団体から、活動のアイデアを取り寄せ、「ストリートチルドレンZERO」の目的によりふさわしい活動に助成をします。
提出された申請書は、現地での活動に知見を持つ3人の専門家が厳正に審査します。

審査スケジュール

※マニラおよび他の地方都市(イロイロ州、セブ州等)で提案事業を公募し、1件当たりの助成額の目安を30~50万円として3件程度に助成する予定です。
審査委員会で選定された助成対象候補事業はACC21の理事会にて審議し、最終決定します。

路上の若者の就職・起業を目指した自立支援

2023年度に引き続き、ACC21が現地団体のチャイルドホープと協働して取り組む「Project Bamboo:路上で暮らす若者の自立支援プロジェクト」への支援も行います。
路上で暮らしてきた子ども達は、朝起きて身なりを整えることや時間を守ること、生活費の管理など、一般的な生活スキルが身についていません。そのため、まずは生活スキルの指導を徹底し、その後就職や起業に必要な職業技術を身につけるための研修を行います。さらに、就職を目指す若者には、就労サポート(健康診断や各種証明書の取得、面接指導など)、起業を目指す若者には起業資金を借りられるよう支援します。
研修期間は半年間で、これまでに135人の若者たちが修了しました(2018年7月~2023年9月、年間30~40人を支援)。2024年4月からの1年間で新たに30人の研修生を迎えます。このたびのご寄付は、研修生の交通費補助や食事の提供、講師への謝金、サポートする現地スタッフの人件費などのために活用します。

キャンペーン推進のための費用が必要な理由

本キャンペーンでは、現地政府や自治体などの関係機関や日本とフィリピンのNGOとの連携、日本の市民の方々にストリートチルドレンの現状や抱える課題を知っていただくための啓発活動などにも取り組みます。ご寄付は、キャンペーン推進に関わる人件費や啓発イベントのための費用、フィリピンのNGO・政府・自治体等との連携促進のための現地渡航費などに活用します。

路上で暮らす子どもたちが、
安心できる環境で暮らし、教育を受け、
健全に育つことのできる未来のために、
ぜひこのキャンペーンの仲間になってください。

寄付について

※プルダウンの選択肢の中にご希望の寄付金額がない場合は、「郵便振替・銀行振込」でのご寄付をお願いいたします。

郵便振替・銀行振込先

【金融機関名】
ゆうちょ銀行
【店名(店番)】
〇一九(ゼロイチキュウ)店( 019)
【預金種目】
当座
【口座番号】
0718320 *
【口座名称】
トクヒ)アジア・コミュニティ・センター21

*ゆうちょ銀行口座からの振替の場合は口座番号:「00160-6-718320」
※銀行振込の場合は、必ずご寄付者さまのお名前、ご住所、連絡先(メールアドレスなど)をkifu@acc21.org宛てにお知らせください。
※郵便振替の場合は、手数料が無料となる振替用紙をご用意しております。ご希望の場合は事務局までお気軽にご連絡ください。

ご寄付への税制上の優遇措置について

本キャンペーンへのご寄付は、本キャンペーンの主催団体のひとつ認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)が適切に管理します。ご寄付は税制上の優遇措置を受けることができます。
詳しくは、こちら(https://www.acc21.org/donation/tax/)をご覧ください。

ご寄付の領収書について

個人の方からのご寄付の場合

2024年1月1日から12月31日までにACC21にいただいたご寄付を合算した「寄付金受領証明書」を、2025年1月末までに、郵送させていただきます。領収書日付は当団体に入金が確認できた日付で発行させていただきます。クレジットカード決済でご寄付をいただいた場合、お手続きされた日付ではなく、コングラントから当団体に入金された日付となりますのでご了承ください。

法人でのご寄付の場合

ご寄付の入金が確認でき次第、領収書を郵送させていただきます。

主催団体

本キャンペーンは、ACC21とACRP東京の共同事業です。

認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)

ACC21 はアジア13か国の100を超える現地NGOとのネットワークを基盤に、2005年からアジアの貧困削減や社会課題の解決に取り組む国際協力NGOです2018年からフィリピンの路上で暮らす若者の自立支援プロジェクトに取り組み、2020 年度にコロナ禍で路上生活を送る子どもや家族への食料・衛生キットなどの緊急援助を行いました。

一般社団法人アジア宗教者平和会議東京(ACRP東京)

ACRP東京は、2017年に 「アジア宗教者平和会議」の事務局が日本に置かれたことを機に設立されました。「アジア宗教者平和会議」の諸会議や大会の運営のほか、日本国内の諸宗教組織や NGO/NPO諸団体と協力して、平和活動を行うとともに、自然災害および紛争などの被害者への救援活動を行っています。そしてフィリピンでは ACRP 旗艦プロジェクトのひとつとして、 貧しい女性や子どもたちの人身売買の阻止活動に取り組んでいます。

チャイルドホープ・フィリピン財団(チャイルドホープ)

ACC21の現地パートナー団体のチャイルドホープをご紹介します。

チャイルドホープ・フィリピン財団(チャイルドホープ)
ACC21が実施する事業「Project Bamboo:路上で暮らす若者の自立支援プロジェクト」の現地カウンターパート・チャイルドホープは、フィリピンの子どもたちのための非政府組織(NGO)で、特に路上で暮らす子どもの福祉を促進し、権利を擁護し、保護するために活動しています(1989年活動開始)。路上で暮らす子どもたちに教育や保健医療を提供するほか、心理社会的ケアや職業技術などの習得も支援しています。フィリピン社会福祉開発省(DSWD)、フィリピン政府証券取引委員会(SEC)、フィリピンNGO認定審議会(Philippine Council for NGO Certification)に登録し、認可、認定を受けています。

お問合せ先

フィリピンの“ストリートチルドレンZERO”キャンペーン事務局
(認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21内)
電話:03-3945-2615(平日10時~18時)
メール:kifu@acc21.org