高校生募集!日韓の被爆者の人生の軌跡を「ストーリーマップ」で学ぶ(日韓“語り場”活動・ワークショップ)

「日韓みらい若者事業」では、2025年6月28日(土)と2025年7月5日(土)に、下記の“語り場”活動 (※)・ワークショップを開催します!
【日韓の被爆者の人生の軌跡を「ストーリーマップ」で学ぶ】
詳細:https://nikkanmirai-katariba-workshop.peatix.com
※”語り場”活動とは、「日韓みらい若者支援事業」の学習会活動で取り上げたテーマのうち、若者たちが希望するテーマを選び、各15~20名で構成される5グループを作り、さらなる理解を深める勉強会を年間を通じて行うものです。
第二次世界大戦中、広島と長崎での原爆投下は多くの命を奪い、無数の人々に深い傷を残しました。その中には、被爆後に帰国または海外移住をし、被爆という運命を背負った「在外被爆者」の方々もいます。しかし、その存在や体験については十分に知られていません。
「日韓みらい若者支援事業」では、昨年度(2024年度)に「在外被爆者」に関する“語り場”活動を実施しました。そして2025年は、原爆投下から80年を迎える節目にあたります。そこで、今回の“語り場”活動・ワークショップは、「ストーリーマップ」というデジタル教材を用いて、原爆がもたらした被害の大きさと、それを生き抜いた日韓の被爆者の人生を丁寧にたどることで、平和についての理解を深める機会とします。日韓の高校生が共にこのテーマについて学ぶことで、歴史を共有する対話の場を創出し、日韓の若者間の相互理解を育んでいくことを目指します。平和な未来を築くために、共に学び、考え、行動しましょう。皆さまのご参加をお待ちしております!
\開催概要/
【開催日時】
第1回 2025年6月28日(土)14:00~16:10(13:30から受付開始)
第2回 2025年7月5日(土)14:00~16:10(13:30から受付開始)
※原則として、2回とも参加していただくことを前提としています。ご事情により両日参加が難しい場合は、お申し込みの際にお知らせください。
【場所】アジア文化会館 会議室(対面開催)
〒113-8642 東京都文京区本駒込2-12-13 地下1F「101教室」(都営地下鉄三田線『千石』駅A1出口から東へ徒歩5分)
【企画実施者】村山美耶子氏(東京大学大学院学際情報学府・渡邉英徳研究室)
【主な対象】高校生(日本人・韓国人(在日コリアン)) ※学年不問
【参加費】無料
【定員】高校生(日本人・韓国人(在日コリアン))各10名程度
【持ち物】パソコン・タブレット端末(※端末は貸出も可能ですので、貸出を希望される方はお申し込みの際にお知らせください)、筆記用具
【主催】日韓みらい若者支援事業 (事業の詳細)
((特活)アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)、(特活)AsiaCommons 亜洲市民之道))
\お申込みと参加方法/
【申込】Peatixにてお申し込みください。
【締切】2025年6月22日(日)17:00
【参加方法】お申込み確認後、メールで詳細をご連絡します。
\各回の概要/
【第1回】2025年6月28日(土)14:00~16:10(13:30から受付開始)
13:50 集合・グループ分け(日本人グループ/韓国人グループ)
14:00 趣旨説明(主催者)
14:05 全体アイスブレイク:原爆についてのブレインストーミング
14:15 各グループ内で自己紹介・参加理由の共有
14:20 グループ別学習①:自国側被爆者のストーリーマップ学習
15:00 休憩
15:10 グループ別学習②:他国側被爆者のストーリーマップ学習
15:50 感想記入・アンケート記入(紙面)
16:05 次回案内・まとめ
16:10 終了
【第2回】2025年7月5日(土)14:00~16:10(13:30から受付開始)
13:50 集合(前回と同じグループに分かれて着席)
14:00 前回の振り返り(主催者)
14:10 発表準備(グループごと)
14:40 グループ発表(5分×4グループ想定)
15:00 休憩
15:10 対話セッション(混成グループ、10分×2回転)
15:40 感想・アンケート記入
15:55 講評
16:10 終了
\企画実施者について/
村山美耶子氏
- 現在、東京大学大学院学際情報学府・文化人間情報学コース修士課程に在籍。平和教育のためのデジタルアーカイブの作成とその教育的活用、日韓の被爆者の人生の軌跡をまとめた「ストーリーマップ」が、⽇韓の⾼校⽣における被爆の記憶継承と平和教育にどのような影響を与えるのかについて研究中。
- 2024年2月に実施された「日韓みらいスタディツアー」に参加。その後、2024年度の「日韓みらい若者支援事業」の活動の一環として、「在外被爆者」に関する語り場を実施。
- 2024年3月まで長野県の公立高校で英語教師として勤務。在職中、教員として国際交流活動に携わる。
\主催団体について/
●認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)
アジア12カ国の100を超える現地NGOとのネットワークを基盤に、2005年からアジアの貧困削減に取り組む国際協力NGOです。路上で暮らす子ども・若者の支援(フィリピン)、日韓みらい若者支援事業、国際協力に携わる人材育成などに取り組んでいます。アジアの貧困問題や、現地での活動にかかわる様々なイベントを行っています。
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●NPO法人AsiaCommons 亜洲市民之道(アジアコモンズ)
アジア各地の公民(市民および農民)、民間団体、文化・学術分野及び地方行政などと連携し、アジア各地における個人に根ざした交流・協力関係が築かれるための紹介活動・国際協力・交流・公演などのイベントを行ない、地域・個人の国際交流を推進して、日本および外国の参加者の個人の尊厳への意識および異文化理解の心をはぐくみ、アジア市民としての連帯および豊かな生き方を探していくことを目的として活動中。
- 「韓国語があるちょっと幸せな暮らしの案内人」として対面、オンライン講座も実施中。
- 韓国語オンライン講座は下記で実施中。
\「日韓みらい若者支援事業」とは?/
(特活)アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)と、日中韓の市民活動家や在日外国人との交流に取り組む(特活)AsiaCommons 亜洲市民之道と協働して「日韓みらい若者支援事業」を行っています。日本と、朝鮮半島にルーツをもつ若者たち(在日コリアン)そして韓国の若者たちが、それぞれ歴史を学び合い、共に未来を創ってゆくのを支援しています。主な活動内容は、学習会、“語り場”活動、スタディツアー、フォーラムの開催、「日韓関係ダイレクトリー」(隔年発行)と活動をまとめた小冊子の発行と普及、日韓の若者・関係団体間の訪問、対話交流(スタディツアー)。
日本軍「慰安婦」問題、徴用工問題、そして、領土問題。今なお日韓の間には未解決の論争が数多く存在し、現在に至るまで両国の協力をはばむ足かせとなっています。ニュースや新聞、あるいは教科書といったメディアを通してこれらの問題の存在を知り、関心を抱かれた方も多いのではないでしょうか?しかしながら、我々日本人は韓国国内のメディアや教科書でこれらの問題がどのような取り上げられ方をされているのか知る機会が中々ありません。