ACC21はアジアに新しい流れをつくる国際協力NGOです

代表挨拶

このたび、伊藤道雄氏の後任として(特活)アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)代表理事を拝命いたしました。

前代表の伊藤さんには、私が別の国際協力NGOの職員だった1990年代から、NGO界の先達として様々な形でお世話になりました。その後、2004年に私も新しい団体を立ち上げましたが(一般社団法人あいあいネット)、アジアの仲間たちと対等な関係を築き、互いに学びあいながら、地域社会の持続的発展に貢献する、という思いはACC21と共通しており、これまで理事として関わらせていただいておりました。

このたび縁あって伊藤さんからバトンタッチされましたが、ACC21がこれまでの約20年間で築きあげてきた最大の財産である「ひと」とそのネットワークを、維持し少しでも発展させていくのが役割と考えています。

ACC21が素晴らしいのは、事務局に次の世代を担うリーダーたちが育っていることです。そして今、新しいビジョン「人々が温かいつながりのなかで共に生きる、多様な”コミュニティ”に彩られた世界の実現をめざします」のもと、さらに若い世代とともに「未来を作る3つのチャレンジ」を目指しています。少子高齢化が進む日本社会は様々な課題を抱えていますが、お隣の韓国や中国だけでなく、成長著しい東南アジア・南アジアでも、急速な近代化とグローバル化のなかで多様な問題に直面しています。そしてその解決には、何より、未来を担う若い世代の力とそのネットワークが不可欠です。

アジアの多様な「コミュニティ」の未来を形作ろうとしているACC21の活動へ、皆さまのご支援を何卒よろしくお願いいたします。

2024年7月

 代表理事 長畑 誠