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2022-06-01

フィリピン路上の若者支援|英語の事業名が新しくなりました

「フィリピンの路上で暮らす若者の自立支援プロジェクト」では、先日発行のニュースレターやメルマガでご報告した通り、新年度から英語の事業名が「Project Bamboo」に変わりました。

これまでは「Street Youth Empowerment Project」という日本語名と同じ意味の名称を使ってきましたが、『路上の若者という言葉は若者たちにとって誇らしいものなのか?』という問題意識から、パートナー団体のチャイルドホープに働きかけて、新しい名称を模索してきました。

そして、プロジェクトに参加する若者たちとの話し合いも経て、新しい事業名が「Project Bamboo」に決まりました。Bambooの意味は‟竹”。日本とフィリピンの両国で親しまれるこの植物には、日本では成長、フィリピンではしなやかな強さ・回復といった意味があります。プロジェクトと共通する価値観が表れていることから、採用されました。

これからも日本語では「路上で暮らす若者の自立支援プロジェクト」という名称も併用していきますが、「Project Bamboo」という名称にも親しみを感じていただけたら嬉しいです。

この新しい事業名のもと、今期の研修生15人が選ばれ、5月5日には初回のオリエンテーションが行われました。5月中旬からは、他者との付き合い方、ストレスや感情の対処方法などを学ぶライフスキル・トレーニングが実施されました。6月も倫理教育や生計技術トレーニングが予定されています。

引き続き、研修生の若者たちが竹のようにしなやかに強く、成長してゆけるように、支援していきます。